日別アーカイブ: 2012/10/01

ウクライナのナロジチ地区より 汚染の深刻

ウクライナのナロジチ地区 チェルノブイリ視察ミッション

NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」の郡司真弓さんという方が
チェルノブイリ視察ミッションということで今月の9月2日~8日にかけて主にウクライナのナロジチ地区を視察してきたそうです。

ナロジチ地区は強制移住地域(セシウム137が55.5万Bq/m2以上)が20%、任意移住地域(セシウム137が18.5万~55.5万Bq/m2)が41%と飯館村と福島市を合わせたような広さ(面積)で、汚染度も似ているとのことです。
http://www.chernobyl-chubu-jp.org/_userdata/ikeda2.pdf

情報:9月19日【記者会見】ふくしま集団疎開裁判

NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」の郡司真弓さんの発言

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今までは放射能に汚染されている事実を本当に認めたくなかったんですね。そして放射能で福島が危ないということに、どちらかというと片目をつぶってきたというのがありました。ところがウクライナに行ってみたら、「こりゃーもう、戦わなきゃなんないな」という感じで帰ってきました。というのは26年経っても70km離れたナロジチという、70kmですよ、いわきでさえ40km、ここの地域に行ったんですが、保育園の園児がまったく元気がないんです。それで保育園の先生に聞いたら、子供たち全員が病気、それも複数抱えているんです。それも全員が複数抱えているという事を聞いた時に愕然としました。
それも目の障害、心臓、あとは免疫低下が非常に大きい。だからすべての病気を受け入れてしまうんですね。で、免疫低下で風邪をひきやすい、呼吸器、すべての病気がもう保育園の子供達に一つどころではなくて複数抱えているということなんです。
であとは、病院にも行きまして、公立の中央病院にも行きまして、その副院長先生にもお話を聞いたら、この地域には1000人の子供達がいるけれど、1000人が全員病気を抱えている。
やっぱりこういう見聞きしてたことが現実にそのような方々から何人にも聞くと、本当にショックでしたね。で、今の子供というのは、チェルノブイリ事故の時に小さかったわけですよ。そんで26年経ってその子供達が子供を産んで、その子供達が病を持っているということから考えると、福島の事故に遭って、今福島にいる子供たちを何とか助けないと、末代までだんだん障害が濃くなっていくというか、障害が顕著に出てくる事もウクライナの先生からも聞いてますので、これは教えていかなきゃならないかなと切に思いました。
んで、福島の事故に対してウクライナの病院の先生に何かコメントありますかと言ったら、毎年子供達には定期健診を受けさせること、あとは内部被ばくの問題を重要に考えることっていうふうに言われました。
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