月別アーカイブ: 10月 2013

放射能の記事紹介(masa)

先日雑誌のSPAで掲載された記事です。
放射能の事は、いくら説明してもらっても身体に害が出るまでは解りにくいです。
記事を読んで、ますます放射能への危機感を持ちました。
本当に放射能って怖いものなんですね。
こちらの記事は解りやすく、実感しやすかったです。

記事の紹介 エネルギーの会 masa

※※※ 転載 ※※※

原発事故で、大量の放射性物質がばらまかれた。気をつけても、知らず知らずのうちに体内に取り込んでしまう。そんな“1億総被曝時代”を生きるには、どんな食生活を送ればよいのだろうか?

◆体内に取り込んだ放射性物質に負けない「食事の基本」とは!? 

富永国比古氏

「放射性物質に負けない食事の基本は、“穀菜果食”で(1)抗酸化力、免疫力を高めて身を守る、(2)体内に取り込んでしまった放射性物質を解毒して体外へすみやかに排出する、の2つです」と語るのは、医療従事者の流出が止まらない福島県郡山市に踏みとどまって診療を続けている富永国比古医師。

「栄養価の高い玄米などの穀類を主食とし、野菜や果物をたくさん食べる。これが“穀菜果食”です。食材はできるだけ信頼できる流通ルートから手に入れてください。そして、糖分の摂取を減らしてインシュリンの分泌を抑え、塩分の摂取も控えるよう心がけてください。カロリー制限も重要です。まずは、自ら持っている免疫力を弱めないことです」

 放射線による健康被害で最も怖いのが、がんの発症リスクを高めることだ。放射線は細胞内の水分と反応して活性酸素を発生させる。この活性酸素が遺伝子(DNA)と反応して遺伝子異変を引き起こし、正常な細胞をがん化する。

「まずはビタミン類を積極的に摂ることです。ニンジンやカボチャなどに多く含まれるビタミンA(ベータカロテン)や、多くの野菜に含まれるビタミンCには、放射性物質にさらされた生体を防御する作用があります。また、ゴマやピーナッツ、緑黄色野菜や大豆製品などに含まれるビタミンEには、放射線障害を軽減する力があることがわかっています。さらに、味噌などの発酵食品が被曝対策に効果があったとの体験談や研究報告もあります」

「デザイナーフーズ・プログラム」を元にしたピラミッド

 そして、近年注目されているのが“第六の栄養素”と呼ばれる「ファイトケミカル」だ。細胞のがん化を誘発する活性酸素の攻撃から守る「抗酸化作用」、免疫細胞の活性化、がんの発生や増殖を防止する効果などがあるという。

「赤ワインに含まれるポリフェノール、お茶のカテキンなどのポリフェノール類、トマトやスイカに含まれるリコピンは強力な抗酸化作用を持ちます。キャベツやニンニク、ネギなどに含まれるイオウ化合物は、がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化してくれます」

がん予防のための国家プロジェクトとして、’90年にアメリカで始まった「デザイナーフーズ・プログラム」では、国立がん研究所(NCI)が膨大な疫学調査データをもとに、がん予防に効果のある食品約40種を厳選し、重要度に合わせてピラミッド型の図(http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=175966)を作成している。

「この図を見てもらうと、動物性の食材はいっさい入っていないことがわかります。植物性の食べ物が放射能対策にはいいんです」

 
 
 
 
◆セシウムより危険で排泄しにくいストロンチウム
 「放射能に負けない食事」のもう一つの柱は、放射性物質の吸収を抑え、排泄を促すことだ。「半減期が約30年と言われているセシウム137は筋肉や心臓などに蓄積されやすい。カラダに入ると約10%が2日間で、約90%が3~4か月かかって体外に排出されます。この間、セシウムはガンマ線とベータ線を出し続けます」(富永国比古医師) 現在、放射能汚染の測定の主眼は、大量にばらまかれ、測定のしやすいセシウムに置かれている。「エネルギー量がケタ違いに多く、危険性はセシウムの300倍」との指摘もあるストロンチウム90に関しては、測定の難しさからまだ汚染状況がつかめていない。「ストロンチウムは体内に入ったうち30%が血中に残り、70%は排出されます。血中に取り込まれたうちの30%は骨にたまります。骨に蓄積されたうち、30日後に8%が減少。1年後でも4%が残留します。セシウムよりも排出されにくいという特徴があります」(同)

 では、どうすればセシウム・ストロンチウムの吸収を避け、効率よく排出することができるのか。「セシウムの吸収を阻害するカリウムを多く含む、ニンジンジュース、バナナ、納豆、海藻類などを食べるといいでしょう。また、リンゴや柑橘類に含まれるペクチンも効果があるようです。ベラルーシの研究者たちが『チェルノブイリで汚染された地域の住民の食物にペクチンを加えた食品を摂取することで、蓄積されたセシウム137の効果的な排出が促進される』という研究成果を報告しています。

 骨肉腫や白血病を引き起こす恐れのあるストロンチウムは、カルシウムと似た性質を持っています。カルシウムだと思って体が吸収してしまうのを防ぐため、カルシウムを多く含んだヒジキ、切り干し大根、小松菜などを食べておきましょう。海藻のぬめり成分フコイダン、水溶性食物繊維のアルギン酸を含む海藻もおすすめです。

 また、排泄には腸の役割が重要となります。便秘になると、放射性物質を体内に留める時間が長くなってしまいます。ナトリウム、亜鉛などの有用なミネラル類を摂って排泄を促すとよいでしょう」(同)

 富永医師は最後にこう語った。
「効果があると言われている食べ物を偏食するのではなく、いろいろ試してみる。相乗効果として発がんリスクは減っていくでしょう」

 
【主な放射性物質の生物学的半減期】 ※生物学的半減期が年齢によって異なり、文献によっても異なる。値は参考値物質名:セシウム137物理学的半減期:30年生物学的半減期:70~100日

ベータ線、ガンマ線を放出。カリウムなど人体に必要な栄養素と似た挙動をとるため、体内に取り込まれやすい。体内に入ったうちの10%は2日間で体外へ、90%は約100日で排出される

物質名:ストロンチウム90
物理学的半減期:29年
生物学的半減期:50年

ベータ線を放出。体内に入ったうち30%が血中に残り、70%は排出される。血中に取り込まれたうちの30%は骨にたまる。骨に蓄積されたうち、30日後に8%が減少。1年後でも4%が残留する

物質名:ヨウ素131
物理学的半減期:8日
生物学的半減期:80日

ベータ線、ガンマ線を放出。体内に入ると甲状腺などに集まり、甲状腺がんの原因となる。幼児の場合の生物学的半減期は早く、平均11日。年齢が高くなるほど排出に時間がかかり、成人は約80日

物質名:プルトニウム239
物理学的半減期:2万4000年
生物学的半減期:20~50年

アルファ線を放出。吸入によって肺に沈着したり、肝臓や骨に蓄積されたりする。骨に取り込んだ場合は50年、肝臓ならば20年で排出される。生殖腺の場合はさらに長いと考えられている

物質名:セシウム134
物理学的半減期:2年
生物学的半減期:100~200日

ベータ線、ガンマ線を放出。カリウムと似た挙動をとるため体内に取り込まれやすく、体内に入ると全身に分布する。セシウム137と同じく10%はすぐ排出されるが、残りの90%は100日以上滞留する

【富永国比古氏】

福島県浅川町出身。郡山市の婦人科・心療内科「ロマリンダクリニック」院長。「放射性物質から身を守る食事法」を説き続けている。著書に『放射性物質から身を守る食事法』(河出書房新社)など 

 
◆自然栽培の先駆者が語る伝統食・発酵食のススメ 

河名秀郎氏

 人間は一日に農薬や添加物などの数百種の化学物質を口から摂り入れているといわれる。この化学物質漬けの食生活に新たに放射性物質が加わり、体を痛めつけて細胞をがん化するリスクはさらに増えた。

「内部被曝時代を生き抜くポイントは、体の修復能力(免疫力)と排出能力(浄化力)を本来持っているレベルに戻すことにつきる」と語るのは、無農薬・無肥料で作物を育てる「自然栽培」の先駆者・河名秀郎氏。

「生命力の強い、自ら発酵能力を持った食材をいかに食べられるかがカギとなります。おなかの中で腸内細菌の働きを活発にして整腸作用を高める役割を果たすからです。人間の腸内には500種類以上100兆個を超える菌類が棲息しています。善玉菌が優性であれば免疫力が向上するんです。日本人が食べて来た和食が、世界的にも体に良い食事として注目されています。発酵食品は、その和食の中心になっています。」

 とはいえ「発酵食品のすべてが体にいいというわけではない。素材の質が重要」と言う。河名氏は2つの瓶を取り出した。
 

自然栽培のキュウリ

「これは自然栽培のキュウリなんです。このように瓶に入れて3年たちましたが、腐らずにピクルスになりました。一方、肥料・農薬を使用した一般のキュウリ。こちらは腐ってものすごい悪臭がします。同じように、炊いたご飯を瓶に入れて放置しておくと、ほかのお米は腐ってしまうのに、自然栽培のお米は甘酒になるんです。この違いは、肥料を使っているかいないか。それが品質に大きく影響するようです。この違いは、自然に沿っているか、反しているかということではないかと思っています。自らの力で発酵する性質を持った食材を摂取できるかどうかがポイントなんです。生命力が弱く腐敗しやすい食材を一生懸命口にしても、腸内細菌はうまく働かないでしょう。

 腐敗しやすい薬漬けの作物は、農薬や肥料に依存しないと生きていけない生命体とも言えます。このような食材を摂り続けた私たちの体が弱くなってもおかしくない。発酵食品といっても、どんな食材をもとにしているかも重要です」

【河名秀郎氏】

’58年、東京都生まれ。無農薬無肥料の「自然栽培」作物などを宅配する「ナチュラル・ハーモニー」代表。著書に『ほんとの野菜は緑が薄い』(日本経済新聞出版社)など

◆効率やコストが優先され “ホンモノ”が少ない

 

「内部被曝時代を生き抜くポイントは、体の修復能力(免疫力)と排出能力(浄化力)を本来持っているレベルに戻すことにつきる。そのためには生命力の強い、自ら発酵能力を持った食材をいかに食べられるかがカギとなります」と語るのは、無農薬・無肥料で作物を育てる「自然栽培」の先駆者・河名秀郎氏。

 しかし、材料だけでなく、今の発酵食品は作り方も間違っているとのこと。

「味噌、醬油、酢といった発酵食品は、自然が作った完成品なんです。本来の発酵プログラムでいけば、それら発酵食品は1~2年といった発酵熟成期間が必要となります。この時間は、発酵を促す微生物たちにとって必要不可欠なんですよ。ところが現在は効率とコスト優先。化学の力を借りれば味噌は数か月で作ることもできます。スーパーに並んでいる多くの味噌はこのように作られています。これでは、食材が本来持っている力をもらうことができません。本当の意味で『発酵食品』と言えるものはごくわずかです」

 例えば「天然醸造」と称している味噌の大半も、実は化学薬品を使って分離培養された糀菌で作られたものだという。

「麹菌にはいろんな種類がいて、それぞれのコラボレーションが面白いんですが、効率優先の味噌作りではその中のエリート菌だけ分離培養して作ります。“ホンモノの天然菌”の場合は、麹菌だけでなく酵母も乳酸菌などの有用菌もいっしょに同居しているんです。

 これはほかの発酵食品にも言えることで、菌を操作するのが当たり前になっています。『発酵食品が放射能対策にいい』と言っても、遺伝子をいじられた菌だったり、材料が農薬や肥料で汚染されていたりすると、結局は体に負担をかけて免疫力が低下してしまう」
 

発酵食品の数々
 また、氏は日本の食の伝統を見直すことが今後は必要だと語る。

「味噌、醬油、納豆、漬物など、日本人はもともと日本人にあった食べ物を食してきました。中でも主食であったお米はどんなものを食べてきたかを調べてみると、コシヒカリに代表されるモチモチ系の米は常食してこなかった。モチ米は内臓への負荷が大きく、昔の人はハレの日だけに食べる習慣を持っていたともいわれます。モチ米とウルチ米を食べ分け、さらに麦をうどんにしたり、ソバの実を蕎麦にして食べたりして、穀物を上手に食べてきたんです。

 ところが、品種改良を重ねて甘みやモチモチ感を追求し、コシヒカリ系のお米を毎日食べるようになった。さらには遺伝子操作をしてミルキークイーンといったお米まで作られるようになりました。

 本来、日本人の体にはササニシキ系のウルチ米が合っていると考えています。コメは毎日たくさんの量を食べるので、汚染されていた場合のことを考え、(1)出荷基準がしっかりしている(2)放射性物質の検査体制が整っている(3)検査結果を公表しているなど、信頼できるお店で購入するといいでしょう」
 とはいえ、自然栽培の作物は手間も時間もかかるし、収量が落ちる。それらを使った加工食品も、丁寧に時間をかけて作ればどうしても高価になってしまう。
「汚染されていない食材を極力摂りいれることを前提としてですが、例えば、毎日食べるコメだとか、日常に使う調味料だとか、まず一部だけでも“ホンモノの食材”を取り入れてみたらいかがでしょうか。食材が本来持っているパワーをもらって、放射能に負けない元気な体をつくれるはずです」

1ベクレル以下未検出を基準に販売

 
 
◆熟成味噌が被曝から人体を守ってくれる!? 味噌汁
 
 

 爆心地から1.8kmの長崎の病院で被爆しながら同僚医師、職員、入院患者に「玄米飯に塩をつけて握るんだ。辛くて濃い味噌汁を毎食食べるんだ。砂糖は絶対にいかんぞ」と栄養療法を徹底指導してワカメの味噌汁などを飲ませ、原爆症から全員を救った秋月辰一郎医師の「奇跡の食事」の逸話は有名だ。

 この噂を聞いて、チェルノブイリ原発事故の際は、ヨーロッパに大量に輸出されたという日本の伝統食・味噌。本当に、放射線防御に有効な食材なのだろうか?

 広島大学原爆放射能医学研究所の渡邊敦光名誉教授(放射線生物学)らのグループは「発酵食品による放射線防御作用について」の研究を’90年から行っている。

 同グループでは、マウスを4つのグループに分け、それぞれ味噌、しょう油、食塩を混ぜた餌と普通の餌を1週間与え、エックス線を照射して影響を調査。その結果、味噌の餌を与えたマウスは、ほかのマウスより細胞組織の損傷を抑制でき、細胞の再生も盛んに見られたという。また、熟成期間の長い味噌ほど再生スピードが速かったことが判明。渡邊教授は「味噌の熟成段階で生まれる『メラノイジン』という物質に放射線防御効果があるのではないか」と推察する。しょう油の餌を与えたマウスにも同様の効果が見られた。

 また、マウスに直接アイソトープ(放射性同位元素)のヨウ素131とセシウム134を投与したところ、あらかじめ味噌を食べていたマウスは普通の餌を食べていたマウスよりもヨウ素を多く排泄。がんの発生率も大幅に低下した。

 渡邊教授は「照射直後に味噌を与えても、放射線防御効果はなかった。日ごろからの継続的な摂取が大切ということです。マウスの実験結果がすべて人間に当てはまるとは限らないし、『味噌汁を飲んでいれば安全』と言うつもりはありませんが、できれば一日2杯は飲んでほしい」と強調している。 <取材・文・撮影/田中裕司 北村土龍>
情報:雑誌 SPAより
 

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